松村硬質陶器初期シリーズ ティーポット(1948年頃) N型シリーズ シュガーポット コーヒーカップとソーサー ティーポット クリーマー(1952年頃) N型シリーズ キャセロール(1952年頃) N型シリーズ ピッチャー(1952年頃) 松村硬質陶器 KIKYO紋 ボーンチャイナシリーズ(1990)
松村硬質陶器シリーズ
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- Year
- 1948
- Manufacture
- 松村硬質陶器株式会社 (1952年頃 - )
ニッコー株式会社 (1990 - 2018) - Category
- テーブルウェア
当初、白い陶器(磁器)を作ったときは模様がないからと半製品と文句を言われたとか、、、。「便器でコーヒーを飲ませるのか」と言われたこともあったようです。それがいつしか白い器は「シンプルでいい」となり、いまでは「ふつうに家にある」世の中に変容しました。一時期、デパート企画の頒布会に絵を付けた陶器をデザインし販売したことがありましたたが、その時、柳は「無地なら良いということではなく、これはこれ(模様)があって完成なんだ。」と言って回りを驚かせました。そのことがその後デザインする染付けシリーズにも通じています。
「ボーンチャイナシリーズ」は、松村硬質陶器シリーズの材料をボーンチャイナに替えて復刻したシリーズ。これは、西武百貨店のプライベートブランドJC(Japan Creative)からの依頼により開発されたもので、素材を硬質陶器からボーンチャイナに替えより使い易い道具に生まれ変わりました。ただ製造上のさまざまな制約によりディテールの変更を余儀なくされます。商品展開上、以前のシリーズにはなかった新たなデザイン“ボウル15cm”が加えられました。