黒土瓶と湯呑 丸鉢 徳利 盃 丸皿/角皿(1960年頃)
出西窯ディレクションシリーズ
1962年、柳宗理は父・宗悦の骨壷の製作をするために、はじめて出雲の国斐伊川下流畔にある出西窯を訪れます。それ以来、出西に訪れる際には窯の職人に造形の指導を行うとともに、縁焼締角皿や丸皿等の意匠を手掛けました。
それから40年後、柳は再び指導をするため、創業メンバーがみな現業を退いて若い世代が中心になった出西窯へ赴きました。そして丸皿/角皿を復刻する話が進み、黒土瓶等のアイテムも加わり、2004年に「柳宗理ディレクション出西窯シリーズ」が生まれました。現在も1つ1つ手作業で作り続けられています。