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柳が島根県・出西窯ではじめて作ったデザインがこのキャセロールです。当時、地元には耐火用陶土がなく、直火出来ないキャセロールとなってしまいました。歩留まりが非常に悪く、残念ながら商品化には至りませんでした。 製作した翌年、ドイツの国立カッセル造形芸術専門学校で約1年間教鞭を執った柳は、その集大成として自身がプロデュースした「JAPAN FORM」展にバタフライスツールや牛ノ戸焼窯の作品他と共にこのキャセロールを出品しました。