バスストップシェルター(T型)
-
- Year
- 1975
- Manufacture
- コトブキ
- Category
- 公共/オリンピック
特徴的な形状から「かもめシェルター」とも呼ばれているこのシェルターは、1975年「柳宗理 ストリートファニチャー展」(銀座松屋)にて発表、その数年後にコトブキ社にて製品化されました。長きに渡りコトブキ社のFRP事業のイメージ商品として扱われていたこともあり、全国各地にかなりの数が設置されたようです。
FRP(繊維強化プラスチック)のハンドレイアップ成形(樹脂型を使い、人手によって刷毛やローラーを使用して積層することで厚みを出す成型法)により製造されています。
また、組み合わせが出来るユニット式になっており、連結させることでシェルターの面積を広げることができる仕様です。バスストップシェルターとしてデザインされたものですが、公園のベンチや駐輪場のシェルターとしても使用されています。
製造中止となってしまいましたが、当時設置されたものがまだまだ現存しています。