• 丸皿:染分/青/中青 牛ノ戸脇窯(1959)
  • 丸鉢 牛ノ戸脇窯(1959)
  • 御神酒徳利 1968 (牛ノ戸窯)
  • 丸皿 因州中井窯
  • 徳利 盃 湯呑 土瓶 因州中井窯

中井窯ディレクションシリーズ

山陰では吉田璋也が1931年から民藝運動を展開しており、父・宗悦や河井寛次郎らが指導に訪れていました。柳も吉田璋也によってデザイナーとして招聘され、1960年前後には新作民藝の素地がある鳥取の牛ノ戸窯と因州・中井窯(当時は牛ノ戸脇窯)で新しいデザインに取り組みました。しかし、当時の民藝ブームの中で時期尚早だったのか、いくつかの試作品がつくられましたが販売はふるわず数年で製作は中止となります。

それから40年が経ち、職人が代替わりをしたことから若い職人の技術とモノを見る眼の育成を目的に指導を行い始めます。それがきっかけとなり、2001年には因州・中井窯、次いで2004年には出西窯でのディレクションシリーズが生まれます。