• 土瓶、湯呑 岐阜県陶磁器試験場版
  • 醤油差し 岐阜県陶磁器試験場版
  • からし入れ 岐阜県陶磁器試験場版
  • 塩・胡椒入れ 岐阜県陶磁器試験場版
  • 楕円皿 岐阜県陶磁器試験場版
  • 土瓶、湯呑 上田陶石版

白磁器シリーズ

この白磁土瓶、土瓶のへりが立ち上がりその部分に取手(弦)がついています。通常、土瓶の多くは、取手(弦)を通すための耳を別に作り、それを本体の両方に取り付けていますが、このデザインは一体で成形できるようかたちにしたものです。柳がデザインした黒土瓶と比較されることが多いですが、共に泥漿鋳込み成形を使った方法で考え方は同じです。
 1957年、第11回ミラノトリエンナーレに出品。柳のブースにはエレファントスツールやバタフライスツール、スピードケトルなど柳の初期の代表作に混じって、白磁土瓶が展示されました。柳のデザインは技術的な革新に合せてデザイン性にも優れ、日本の美しさを表現していると高い評価を得て、「インダストリアル・デザイン金賞」を受賞します。柳宗理が世界ではじめて認められた瞬間でした。
 今現在は上田陶石にて「土瓶/醤油差し/湯呑み/カップ/ソーサー」が作られています。100%天草陶石を使い、その中でも鉄分をほとんど含まない最も白い石だけを選りすぐり、透明感ある純白な磁器で焼成生産されています。