• コトブキ FRP版
  • 現行品ブラック 
  • 現行品ホワイト

エレファントスツール

優しく丸みを帯びたユニークな形状から「象脚・エレファントスツール」と呼ばれているこの椅子は、自身のアトリエで使う為の丈夫で安定性のある工作用椅子として1954年にデザインされました。狭いアトリエでも使いやすいように、軽量かつコンパクトで積み重ねられるようデザインされています。

チャールズ&レイ・イームズデザインの「シェルチェア」にも使われたFRP(ガラス繊維で補強したプラスチック)を使う事で、三本脚で安定感ある柔らかな曲線のデザインが可能となりました。

1956年「第1回柳工業デザイン研究会展」に出品。そこでコトブキ社から「是非、うちで作らせて欲しい」と懇願され、コトブキ社とのモノ作りが始まりました。

後に、大きさがやや小さいということで、3cm程高くした大をデザインしました。そのデザインが基となり、2004年からVitra社より、材料をPP(ポリプロピレン樹脂)に替えて復刻されています。

(写真提供: Vitra)